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【クラス】 アサシン 【外見】 ホットなベイブ。セミロングのウェービーな髪に、褐色の肌の艶めかしい美女。ヒスパニック系の顔立ち。タレ目に泣きぼくろ、少々濃い化粧。 豊満な胸に露出度の高い服装。首には縄が巻きついており、頬には死体に浮き出る黒い斑紋が現れている。顔を近づけるとわりと怖い。娼婦っぽくダルそうに喋る。 +霊基再臨LV1 全身に禍々しい縄目紋様が浮き上がり、兇悪な表情になる。露出度もアップ。 +霊基再臨LV3 虹の女神イシュチェルの相が顕現し、肌が鱗や樹皮で覆われ、縄がサイケデリックな虹色の蛇に変わる。衣服はセイバの葉となり、瞳は爬虫類のもののように変化する。 +最終再臨 ? 【真名】 +第三節 逢魔時(トワイライト)のプラヤ・デル・カルメンクリアで開放 イシュタム 【性別】 女性 【属性】 中立・悪 【ステータス】 筋力:E 耐久:E 敏捷:C 魔力:A 幸運:C 宝具:B 【クラス別スキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を断てば発見する事は難しい。 自身のスター発生率をアップさせるパッシブスキル。 【固有スキル】 神性:A- 神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。 かつてマヤで崇められていた(らしい)死神であるが、マヤ文明が崩壊しカトリックが普及した今、彼女の信者は(ほとんど)いない。 自身に与ダメージプラス状態を付与するパッシブスキル。 束縛願望:A 戦闘において麻痺・封じ・石化などの拘束系の物理攻撃や特殊能力の成功確率が上昇するスキル。 反面、『縛り付ける』事を日常にし過ぎているため、通常攻撃で相手に与えるダメージが10%低下する。 虚ろなる生者の嘆き:B いつ果てるともしれない甲高い絶叫。敵味方を問わず思考力を奪い、抵抗力のない者は恐慌をきたして呼吸不能になる。 被害者の苦しむさまは、みずから首を絞めているかのように映る。敵単体に中確率でスタンを付与し、防御力をダウンさせる(各1ターン)。 【宝具】 『奇妙な果実(ストレンジ・フルーツ)』 ランク:B 種別:対人宝具 種類:Arts 敵全体に強力な攻撃&確率で即死効果&スタン付与(1ターン)(OCで付与確率アップ)&自身のNPを10-30増やす(OC対象) 【マテリアル】 +キャラクター詳細 死に際に天国が見られれば、いいじゃない? まあ、魂はアタシが食べちまうわけだけどさ。 +絆LV1で開放 身長:174cm 体重:59kg 出典:マヤ神話 地域:ユカタン半島 属性:中立・悪 性別:女性 Ixtab。ユカタン半島のマヤ神話における自殺の女神。名は「縄の女」の意味。聖職者、生贄、戦死者、出産で死んだ女性、首を吊って死んだ者の魂を楽園へ導く役割を持つ。 そこは宇宙樹ヤシュチェの木陰にあり、魂はあらゆる苦しみや欠乏から解放され、永遠の安息を享受するという。一方で、旅行中の男性を誘惑して殺す悪霊ともされる。 +絆LV2で開放 「ドレスデン・コデックス」にのみその図像が残されているが、まさしく縄で首を吊った女性の死体で、両目を閉じ、顔には死斑が現れている。 彼女は月と雨の女神である老婆神イシュチェルの一側面ともされ、また胎児の奇形や死産をもたらす月食の象徴ではないかという説もある。 なお、Turbina corymbosaという蔓植物はユカテコ語でxtabentunと呼ばれ、死んだ娼婦の墓から生えたとの伝承がある。その種子には向精神薬LSAが含有されている。 +絆LV3で開放 哀れな死者や人生に絶望した人に救いを与える『必要悪』だと自認しており、必要以上の殺しはしない。 とは言え、殺す「必要」があるなら、殺すことに全く躊躇はない。縄で吊り上げた魂を喰うので邪悪は邪悪。 +絆LV4で開放 『奇妙な果実(ストレンジ・フルーツ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:50 アサシンの首に巻かれた縄。放射状に数十本の縄が伸びている。縄は黒く細く、かなりの距離まで伸び、アサシンの意のままに俊敏に動く。 標的の首や体に絡みついて拘束する。縄に触れた者は魂を縛られて激しい多幸感を味わい、首を絞められれば『天国』を味わいつつ絶命する。その魂はアサシンの糧となる。 「魂の緒」に近い存在で、心身ともに健全な相手よりは、精神力が貧弱な相手、また霊魂だけの存在に対する効果が高い。 さらに「戦死」「殉教」「生贄」「産褥死」「自殺(特に首吊り)」「刑死(特に絞首刑)」といった死に方をした相手には、回避や抵抗に不利な判定がつく。 縄は人間をぶら下げる程度の力があり、燃えないし相当に丈夫だが、魔力を込めた攻撃なら切断可能。ただしすぐに新しい縄が生え、糸状にほつれさせたりも出来る。 縄を通じて相手の声や体温、ある程度の記憶情報を読み取ることも出来るが、相手から縄を通じてアサシンに魔力などを送り込むことは出来ない。 縄の端を標的が引っ張ってもそのまま伸びるだけで、アサシンの首が締まったり、体ごと引きずられたりはしない。移動に利用したり応用は効く。 また、縄をちぎって樹木や電柱など柱状のものに巻きつけると、そこからも数十本の縄が伸びて近づく者に襲いかかる。森や街のちょっとしたブービートラップに。 +絆LV5で開放 本来は「十三層の天界」に属する女神イシュチェルの化身(従属神)であり、死者の魂を天国へ送るワルキューレめいた存在であった。 しかし16世紀のスペイン人到来以後、いろいろな理由により「九層の冥界」に配置換えさせられ、魂をそちらへ引っ張る役目を担うようになっている。 近年は古代神たちが眠ってばかりで何も言わないため、娼婦の姿で地上をぶらついては勝手に魂を喰う悪霊になった。他人の信仰や信条にはとやかく言わない。 +???クリアで開放 ? 【絆礼装】 +絆LV10で開放 ?
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口論の後、女があまりにも口を開かぬ。 あの憎たらしい日の光を浴び、窓の外の景色に釘付けになって動こうとせぬのは、 我が何者かを既に知っているからか? 「貴様、名を何と呼ぶ」 女は人形のように動かない。 気付いていないのか、応じる気がせぬのか。またも頭に血が上りそうになる。 「おい」 「あ……はい、何ですか?」 「名は何だと聞いている」 女は暫く考え込む。本名を教えるか否か、で迷っているのだろうか。 そうして、女はキョトンとした顔付きで答えた。 「縄なんて何に使うんですか」 ……は? 「縄?」 「え、だってそう言ったじゃあありませんか」 聞き間違えるか普通。この女、どうやら縛り付けにされたいらしい。 「名前だ。貴様の名前を教えろ」 「ああ、そっちですか。私は藍です、それから…あれ?」 女…藍とか言う奴は、何かを探すように辺りを見渡す。 一体何を探しているのか……我は程なくして見当が付いた。 「あの男ならば何処かへ行ったぞ」 「え?いつの間に……じゃあ此処で待っていてくださいよ、呼んできますから」 そう言うと、女は先程の男と同様に、出入り口らしきものの向こう側へと姿を消した。
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ポケットモンスター 縛り銀 ボタン入力数30以上の方をピックアップしました(/・ω・)/ 順位 名前 入力数 1 20369904 33612 2 バナナ 9113 3 カミナギ 7233 4 24317470 4313 5 hiro 3961 6 2704557 3409 7 ショコラ 3287 8 マヨラー 2819 9 30267757 1838 10 ラウラ 1403 11 しの 1132 12 HOMURA提督 1104 13 コジロウ 956 14 19359765 804 15 わし 531 16 duke 521 17 7387432 414 18 28078760 344 19 18004108 326 20 7162874 261 21 たけ 251 22 主 207 23 13293529 198 24 ごっさん 191 25 BON 176 26 1558179 157 27 34621696 150 28 11203164 147 29 ライ 124 30 3026830 113 31 7968053 109 32 やき 102 33 28483931 83 34 16018262 67 35 mouse894(twitch) 63 36 32532753 57 37 とーや 46 37 42311852 46 39 14889866 44 40 19378062 43 41 36888940 41 42 リンゴ飴 40 43 35167959 35 44 35725983 34 45 35869293 30 45 もじひろ 30 総入力数 80124 総人数 84人 30未満の方は下記のファイルより確認して下さい。
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(100)891 名無し募集中。。。 「麻根緊(まねきん)」 処童流につたわる麻縄を用いた緊縛術 まるで風で倒れるように自然に足元に転がり 敵の足首(根)を一瞬で縛り上げる様から そのまま 地面に叩きつける これが麻根緊の叩き 投稿日:2014/12/31(水) 11 26 48.73 0
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2ターン目後手 2ターン目先手 ← 2ターン目後手 → 2ターン目霊能者 A B C D 1 (寺) (古戦場) (村) (霊山) 2 (廃病院) (武家屋敷) (モーテル) (キャンプ場) 3 (研究所)(和風の扉)(食堂内:月雪) (学校) (住宅街) (古城) 4 (海) (スクランブル交差点) 吸血鬼 (ショッピングモール) (教会) 乳首絆創膏 〆谷 ガチャ少女 がちゃどくろ 未来出 一 行動結果 未来出汁三:縛られている妖怪乳首絆創膏に向かって能力使用した後、殴って殺す。 防御側リアクション「うつ伏せに倒れ、『見上げ入道見越した!』と唱えます」 →未来出汁三は元の大きさに戻りました。 未来出汁三は殴りかかってききました。 防御側リアクション「乳首丸出しで縛られている幼女の元にバックべアード様が駆けつけて『このロリコンどもめ!』と言います。」 しかし、バックべアード様は現れませんでした……。 未来出汁三は無慈悲に幼女を殴りつけました。 その結果、妖怪乳首絆創膏は<瀕死>となりました。 〆谷朽縄:まらりひょんを縄で絞殺する勢いで縛り上げる。 防御側リアクション「射精して勢いを逸らします」 射精して勢いを減らすのはダメだったので、 まらりひょんは縛り上げられ、死んでしまいました。 <まらりひょん死亡> ガチャガチャ少女:ぐっと力を入れ、下記のアナウンスを行いました。 「教会の墓場で現在、SSRフォーリナーアビゲイル・ウイリアムズ、グラップラー吉田沙保里、ランサーエレシュキガルピックアップ期間中! ぜひ、ふるってご参加ください!」 そして教会に入り、一般人達のガチャの成功へ祈りを捧げました。 一 百:教会で一般人達のガチャの成功へ祈りを捧げつつ、たくさんの一般人に教会の外でがちゃどくろのガチャを持てる資金の限り回させる。 がちゃどくろ:教会の外にでて一般人達の射幸心を煽ってふしぎなガチャを回させました。 連れてきた一般人 教会の外でレアアイテムが出るまで、持てる全財産の限りをがちゃどくろのがちゃに溶かす。 ◯ガチャ内容 うまい棒(チーズ味) パイプ椅子 爆死(※PCには影響なし) 日本刀 うまい棒(めんたい味) 弓と矢 ピコピコハンマー かぎ爪 包丁 ノコギリ 百鬼夜行達成(DP1獲得) NPC C-2に出現 標的:一百 勇者パーティから追い出されたわたしが辺境都市の割烹料理でほっこりスローライフ~齢数千年の大妖だからってチートスキルなんて持ってませんったら!~ ☆DP 0 キャラクター名 能力名 備考 月雪 花 異界食堂 吸血鬼エリート 音響催眠術 橘 吉宏 Where s the scatman? 死亡(D4) まらりひょん チンのシコうっ!帝 緊縛 死亡(D4) 妖怪乳首絆創膏 アイデンティティ・クライシス 瀕死 吉田沙保里陣営(チーム名:がちゃガチャずーっとまわ@) ★DP 5 キャラクター名 能力名 備考 ガチャガチャ少女 ~ガチャガチャ少女がやってくる~ 受精 がちゃどくろ ガチャガッチャ 〆谷朽縄 縄綱編(ロープアーミー) 一 百 有徳 受精 未来出汁三 山都 +スタンス 鏖:敵陣営スタメンの全滅(DP:1) 死して屍拾うものなし:自陣営スタメンの全員が生き残る(DP:1) ニルヴァーナ:自陣営のキャラクターを成仏させる(DP:1) ★(達成済み)百鬼夜行:1ターンの間にスタメン全ての能力を使用する(DP:1) ノロイ:一般人を呪う(DP:1) ★(達成済み)ゲゲゲのゲ:墓場で運動会をする(DP:2) 頭文字B:ジェットババアとの勝負に勝つ(DP:2) ごん、お前だったのか:海と山の幸を学校へ寄付する(DP:2) 信じる者は救われる:同一のキャラクターが教会と寺でお祈りする(DP:2) 実験だよ実験!:井戸の霊を異様な雰囲気の家に連れ込む(DP:3) お遍路さん:自陣営スタメンが全てのマスを踏破する(DP:3) 七不思議:7つのスタンスを達成する(DP:3) ハッピーバースデー:高位妖怪を召喚する(DP:1~3、召喚した怪異の格に応じて付与)
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~病室~ ミーナ「なんなのこれ・・・・・・。」 まず、ベッドの上に鎮座する狐色の丸い物体、これを物体Aと呼称する。 その物体Aに縋りつくエーリカと引き剥がそうと奮闘するバルクホルン。 これが現在、ミーナの眼前で展開されている光景だ。 正直よく解らない。 だが傍観したままでは始まらないと判断し、とりあえず物体Aに縋りつく寝ぼすけエースを 目標にすえる。 ミーナ「お は よ う フラウ、トゥルーデも。」 エーリカ「あー・・・・・・ミーナ、おはよ・・・う!?」 バルクホルン「お、おはようミーナ。」 実ににこやかに挨拶したはずであるにも拘らず、相手の表情は引き攣り気味である。 エーリカに至っては一瞬で目が覚めてしまったらしい、何故かは謎であるが。 ミーナ「フラウ、とりあえず早く着替えてきて、もう直ぐ朝食の時間よ?」 エーリカ「わ、わかったよ!」 自室から持ち込んだのであろう枕を抱え、脱兎のごとく病室から飛び出して行った。 普段からこれぐらい寝起きが良ければいいのに、とミーナが思うのも仕方のない事だろう。 ミーナ「トゥルーデ、一体なにがあったの?」 バルクホルン「私も朝食の前に僕少尉の様子を見ておこうと思ってな。 来てみたらハルトマンが一緒に寝ているのを発見して、とりあえず起こそう としたんだ。 そしたら先に僕少尉が起きてしまってな。 いきなり人がいて吃驚したのか、尻尾を出して丸まってしまったんだ。 あとは見ての通りだ。 悪い事をしてしまった。」 バルクホルン曰くこの物体A、どうやら僕らしい。 今は毛並みのい良い尻尾で完全に外部から隔離されているのが現状だ。 たしかに防御力は高そうである。 だがこの状態を解くには少々骨が折れるかもしれない。 ミーナ「そう、解ったわ。 トゥルーデも先に食堂に向かっててもらえる?」 バルクホルン「ああ、宮藤たちにも少し遅れると伝えておくよ。」 ミーナ「ええ、お願いね。」 バルクホルンが退室し、病室には物体Aこと僕とミーナの二人きりとなった。 とりあえずベッドの淵に腰掛け、黄金色の毛並みを撫でてみる。 ミーナ(これは・・・・・・手が離せないわ。) その毛並みはとても柔らかく、艶やかで滑る様な手触りを伝えてくる。 ハルトマンがなかなか離れなかったのも頷けると言うものだ。 ミーナ(顔をうずめたくなってしまうわね。 ・・・・・・少しだけならいいかしら。) と、ミーナが考えたときには既に眼前十数センチの所にまで顔を接近させていた。 ここで物体Aがもぞもぞと動き、中から尻尾を掻き分けて僕が顔を覗かせる。 そこは丁度ミーナが顔を近づけていた所だ。 図らずも数センチの距離で見詰め合う事となってしまった二人。 鼻先が触れそうである。 その状態が十秒ほど続いた後、先に動きを見せたのは僕だった。 僕「あの、オハヨウゴザイマス・・・・・・。」 ミーナ「・・・・・・え、あぁ。 おはよう。」 僕「・・・・・・ぇぅ。」 至近距離は少々耐え難いのか、半分ほど顔を引っ込めてしまった。 まだ警戒は続いているらしく、落ち着かない様子だ。 ミーナ「・・・・・・(なにこのカワイイイキモノ) お、驚かせちゃったかしら。 ごめんなさいね?」 僕「ぅ~・・・・・・。 いえ・・・・・・大丈夫です。」 とは言ったものの、未だに居心地悪そうに鼻から上だけ顔を覗かせた状態だ。 ミーナはそんな僕の頭に手を置き、優しく撫で始める。 ミーナ「昨日は大変だったけど、よく頑張ってくれたわね。 結構な難敵だったみたいだけど、おかげで助かったわ。 でも、あまり無茶しちゃ駄目よ?」 僕「はい・・・・・・んぅ。」 撫でられるのが心地良いらしく、僕は目を細めてされるがままとなっている。 そして、ようやく緊張も解れたのか、体を包んでいた尻尾もほどけて小柄な体が露になった。 ミーナ(これは・・・・・・マズイ、マズすぎるわ!) 何やらマズイ事になってしまったらしい。 ちなみに今の僕は成人用の病室着に身を包み、ぺたりとベッドに座り込んだ状態だ。 サイズが合ってないせいか服が少々肌蹴ており、左肩から胸元までが大きく開かれている。 さらに、少し前屈みになっているせいで白い素肌と幾許かの傷跡が見て取れる。 付け加えるとすればこんな所だろうか。 そんな状態で目を閉じて撫でられる感触に身を任せているのが現状だ。 確かに少々無防備すぎるかもしれない。 ミーナ(誘っているの?誘っているのね? ・・・・・・お持ち帰りしちゃおうかしら。 いえ、むしろ此処で頂き―――。) 宮藤「おはよう、僕君。 ミーナさんもおはようございます。」 リネット「おはようございます、ミーナ中佐。 おはよう、僕君。」 ミーナが慌てて入り口の方を見ると割烹着姿の宮藤とエプロン姿のリネットがいた。 極めて危険な思考を巡らし始めていたミーナだったが、結局は二人によってその欲求を発散 させる機会を逸してしまった。 ミーナ「お、おはよう、二人とも。(あ、あぶなかった)」 僕「おはようございます、宮藤軍曹、ビショップ曹長。」 リネット「リーネでいいよ、階級とかもいらないから。 って、あの、えーっと……。」 宮藤「私も階級は付けなくていいからね? あ、玉藻さん、おはようございます。」 僕「あぅ……、玉藻おねーちゃん、おはよう。」 玉藻「おはようございます。 お二人には初めまして、ですね。 僕の使い魔の玉藻と申します。」 ミーナが向き直ると、ベッドの上には僕を膝に乗せて肌蹴た服を整える妖弧の姿があった。 ~食堂~ バルクホルン「で、ハルトマン。 なんで僕少尉のベッドにお前が寝ていたんだ?」 納豆をこねつつバルクホルンが問う。 ちなみにエーリカに因る『病室侵入事件』は既に周知となっており、現在バルクホルン大尉 による尋問が慣行されている。 周りの反応は、呆れ、妬み、興味、等様々である。 エーリカ「えー、オトメの秘密をこんなトコで話すなんて……ィヤン♪///。」 などとの給いつつ顔を赤らめるエーリカ、はぐらかす気なのはみえみえだ。 しかし、そんな事で引き下がるバルクホルンでは無い。 バルクホルン「何がオトメの秘密だ!!。 第一、いくら幼いからって寝床に侵入するとは。 貴様それでも―――」 ミーナ「おはよう、みんな。」 バルクホルンがヒートアップし始めた所でミーナが食堂に入ってきた。 騒がしくなっていた食堂もミーナの登場によっていくらか落ち着きを取り戻す。 坂本「おはよう、ミーナ。」 ペリーヌ「おはようございます、ミーナ中佐。」 シャーロット「おはよう、中佐。」 ルッキーニ「おはよー。」 サーニャ「おはようございます、中佐。」 エイラ「オハヨー、中佐。」 エーリカ「モグモグ」 バルクホルン「ミーナ、僕少尉はどうだったんだ?」 ミーナ「なんとか落ち着いてくれたわ。 今は二人と一緒に食事中でしょうね。」 恐らく二人とも気を使ったのであろう。 宮藤とリネットは此処では無く病室で食事をとるらしい。 シャーロット「そう言えば、宮藤が別に何か作ってたな。」 ルッキーニ「なんだろうねーアレ。」 坂本「おそらく、雑炊か何かだろう。 体力の落ちている時には消化に良い物を食べさせた方が良いからな。 扶桑では、床に伏せっている者には粥や雑炊を食べさせるのが一般的なんだ。」 一同「へぇー」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 芳佳です。 只今、僕君とリーネちゃん、そして玉藻さんと一緒に朝ごはんを食べています。 そう言えば、一部の肉食動物の母親が子供に食事を与える場合には、まず母親が獲物の肉を 咀嚼して柔らかくしてから子供に食べさせるそうですね、口から口に直接。 ……。 ええ、失念してました。 玉藻さんは狐です、そして僕君は人間です。 でも、親子のような間柄な訳で……。 何が起きているのかは以下のリーネちゃんのコメントを持ってお察し頂ければ幸いです。 リネット「え、えっちなのはいけないとおもいますっ!!」 僕君……愛されてるね♪ おぉぅ、舌まではいってるよ……。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一同「ごちそうさまでした。」 朝食も食べ終わって食後のお茶を飲み始めた頃、再びバルクホルンが問い始めた。 バルクホルン「さて、改めて訊くが何でハルトマンは僕少尉と一緒に寝てたんだ?」 エーリカ「えー、またそれ訊くの~? ……まぁ、ご飯も食べ終わったしいいかな。」 坂本「なんだ、まるで朝食前だと都合が悪かったみたいだな?」 エーリカ「あー、てゆーか朝からお通夜色の雰囲気っていうのに叩き込みたくなかった だけなんだけどね。 ちょっと繊細なのもいることだし、いまは病室だけど。」 今度ははぐらかす事は無く答えるつもりらしい。 しかし気は進まない様子だ。 エイラ「ナンダそれ、また重い話しナノカヨ。」 エーリカ「まぁねー、それが昨日に―――」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~病室~ こんばんは、エーリカ・ハルトマンです。 只今、僕少尉の寝てる病室にお邪魔してます。 と、言うのも少々事情がありまして。 坂本少佐曰く、僕少尉は添い寝したら巻き込まれるぐらい寝相が悪いそうで。 まぁ、ベッドに入って朝になったら床の上だったっていうぐらい寝相の悪い自分としては 気になる訳ですよ。 他人の寝相と言うものは。 さて、僕少尉の寝姿拝見っと。 僕「・・・・・・う・・・っく・・・・・・うぅ・・・・・・いや・・・だ・・・いっちゃ・・・・・・やだ・・・・・・」 ……んー、ちょっと予想外。 ってゆーかメチャクチャうなされてるよ、この子。 しかも泣いてるし。 最早寝相が悪いってレベルじゃない。 もしかしてこれが毎晩? だとしたら、まともに寝れた事なんて無いんじゃないの? エーリカ「一体どうしたらココまで酷くなるんだよ……。」 そうこうしている内に、手が宙をさまよい始めた。 まるで何かを追い駆けているみたい。 思わず手を握ってしまった。 僕「・・・隊長・・・・・・」 隊長・・・・・・? ああ、前の部隊のか。 そう言えばこの子を残して戦闘不能になったんだっけ。 話しによれば、この子が戦線に居たのは7~8歳の頃だ。 そんな頃に仲間の墜されるところを目の当たりにして、それからはずっと一人。 支えてあげる人も居ないんじゃぁこうなっても仕方ないかな。 ってゆーか使い魔とやらは何してたのさ。 むぅ、それにしてもしっかりと手を握りこまれてしまった。 放してくれる気配はまったく無いね。 準備しておいて良かったよ。 エーリカ「……仕方ないなぁ。」 いつまでもこうしてる訳にも行かないし、かといってほっとくほど薄情にもなれない。 ちょっと言い訳臭い気もするけど、そんな感じで多少の事には動じないだけの覚悟を完了。 枕を置いて隣に侵入。 では、おやすみなさい……。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― エーリカ「―――っていうことがあったんだよ。」 一同「……。」 水を打ったように静まり返った食堂、皆一様に絶句している。 エーリカはそんな彼女らを見渡して軽くため息をついた。 エーリカ「まぁ、あの二人が席を外してたのは幸いだったね。 人の死に目に遇った事の無い子たちにはちょっとヘビーな話しだし。」 ミーナ「それは、たしかにそうね。」 坂本「まぁ、この隊では未だに死者は出ていないからな、幸いな事に。 宮藤の治療魔法の効果も大きいが。」 バルクホルン「ふむ、そういうことか……気を使わせたな、しかしだ。 その割には随分と食い下がっていたな?」 エーリカ「え~、だってあの子すっごくやわこくってぬくいんだもん。 いや~もう抱き心地がいいもんだから放しがたくってさ~。 しかもだよ、あの子ってば擦り寄ってきてしがみついてくるのよ仔犬みたいにさ。 これがまたカワイイのなんのって。 いや、あの子の場合は子狐か。」 一同(そんなにかわいいのか……。) ここにきて鉛のように重かった空気が一変、なんとも気の抜けた物になった。 同席していた者達の表情も和らいでいく。 人の生死に関る話題など続けて欲しくないのが本音なのだろう、口に出す事は無くとも。 この辺りの切り替えはムードメーカーとしては流石と言ってもいいかもしれない。 エーリカ「おかげで久しぶりにベッドの上で朝を迎えられたよ。 いや~、何でかしんないけど昨日はよく寝れたなー。」 ペリーヌ「それは単に、終始ベッドの上で睡眠をとれたと言うだけの事ではありませんの?」 エーリカ「……かもしんない。 う~ん、やっぱり僕君には私のトコに来てもらった方がいいかなー。 主に私の安眠のために。」 だが少々やり過ぎた。 ここで先日の『僕少尉と相部屋権争奪論戦』が再燃したのである。 エイラ「チョットマッター!」 サーニャ「……まったー。」 まず異を唱えるのはエイラとサーニャの二人。 対抗意識は充分に有る様だ。 エイラ「そんなに安眠したけりゃ抱き枕でも買えばイイダロ。」 サーニャ「コクコク」 エーリカ「うっ……。」 エイラ「それに、ルーズすぎる生活習慣に巻き込まない保障ハ?」 サーニャ「コクコクコク」 エーリカ「ううっ……。」 サーニャ「ハルトマンさん……、お部屋、片付けられますか?」 エイラ「無理ダナ。」 エーリカ「グハァッ。 トゥルーデェ~……。」 形勢が極めて悪いと見たエーリカは、隣にいるバルクホルンに援護を求める。 どう見ても自業自得だが。 バルクホルン「お前は生活習慣を少し改めろハルトマン。 しかしだ、私の所ならその様な心配はまったく無いぞ。」 シャーロット「四六時中堅物と一緒じゃ息つまりそうだよなー。」 ルッキーニ「なー」 続いて話しに加わるのはシャーロットとルッキーニの二人である。 こちらも充分にやる気はあるようだ。 バルクホルン「なんだと? 整頓された部屋に規則正しい生活。 それのどこが息が詰まるというんだリベリアン?!」 シャーロット「……真面目な話しな。 あの子と相部屋になったとして、どう扱うつもりなんだ?」 シャーロットも思うところが有るらしく、神妙な面持ちでバルクホルンに問う。 問われたバルクホルンは少々面食らっている様子。 バルクホルン「そ、それは当然、上官として寝食を共にしつつ軍の規律に則った生活と 言うものをみっちり、それこそ我が子に教えるように仕込んでやるつもりだ。 それが何かまずいのか?」 ルッキーニ「その辺の事って、もうとっくに終わらせてるんじゃないかなー」 バルクホルン「ムッ……。」 シャーロット「それもあるけど。 そんなことしたら、どんなに素養のある子でも潰れるだろ……。 只でさえ心身ともにズタボロの状態で此処に来てるんだぞ。」 バルクホルン「ムゥ……なら、お前ならどうするというんだ。 お前も大尉であの子は少尉だ、上官と部下と言う関係以外にどういう 付き合い方があるというんだ?」 シャーロット「私は別に上官だの部下だのなんて気にしないけどね。 私があの子にしてあげられる事なんて、良き友人になる事ぐらいさ。 だけど、せめて力の抜きどころぐらいは作ってやりたいな。 ルッキーニのいい遊び相手にもなってくれそうだし。」 ルッキーニ「あの子が元気になったらいっぱい虫取りとか鬼ごっことかするんだ~。」 バルクホルン「お前達も、もう少し規律と言うものをだな。 しかし友人か……。 ……確かに必要だ…だが……姉として……。」 どうやらかなり揺らいでいるご様子。 そんな彼女にエーリカが「がんばれー」などと声援を送るも聞こえてはいない様だ。 ここで新たに参戦する者が約一名。 ミーナ「でもやっぱり、もともと相部屋だった所にもう一人追加は厳しくないかしら。 私の所なら広さも充分にあるし、ほとんど模様替えする必要もないわ。」 エーリカ「えー、ミーナのトコはまずいんじゃないの~?」 ミーナ「あら、どうして?」 エーリカ「ミーナの部屋って、資料やら書類やら満載じゃん。 中には機密のやつもあるんでしょ? そんな所にホイホイ連れ込んで大丈夫なの?」 ミーナ「……やっぱり、まずいかしら?」 一同「うん!」 全員から一斉に力いっぱい頷かれた。 そしてミーナはいじけ始める。 ミーナ「そんなに全力で頷かなくてもいいじゃない……。 私だってあんな可愛い子をぷにぷにしたりもふもふしたりこねこねしたりして 癒されたかったのよ……。」 そんなミーナの肩に手を置いて優しく語り掛ける人物が一人。 坂本「ミーナ……。」 ミーナ「美緒……。」 坂本「疲れてるなら、そろそろ休暇でも取って羽を伸ばして来た方がいい。 それに幼子に逆セクハラまがいの行いはまずいぞ。 指揮官以前に人として。」 ミーナは完全に止めを刺されたらしく崩れ落ちる。 その様子を尻目に下手人は小さくガッツポーズ。 ミーナ「そんなんじゃないわよ~……。」 坂本「まぁ、ミーナの所はまずいかもしれないが、私の所なら何の問題も―――」 ペリーヌ「なりませんわっ!! 男女七歳にして同禽せずと申しまして、なにか間違いがあってからでは遅いでは ございませんかっ!! それに坂本少佐のお部屋には刀とか刀とか刀とか、子供の手の届く所に置いては いけない物がありますわ!!」 ここにきて終始静観に徹すると思われたペリーヌが乱入。 一気に捲くし立てた。 流石の坂本少佐もやや押されぎみの様だ。 坂本「そ、そう……か? しかし、私の所なら布団を一式追加すれば直ぐにでも入居可能なんだが……。」 ペリーヌ「な り ま せ ん!!」 坂本「おぉぅ……。」 流石に勢いに押されきったのか、坂本美緒が戦線より離脱。 事態は混迷を極めつつある。 ルッキーニ「じゃー、ペリーヌは誰のトコならいいのー?」 ルッキーニの一言で、視線がペリーヌに集中した。 この中で僕の受け入れを表明していないのはペリーヌのみである。 彼女の推薦を得られれば、大きなアドバンテージを取れるかもしれない。 皆はそう考えていたが、そうは問屋が卸す事は無かった。 ペリーヌ「私は、先日も申上げた通り。 個室に入っていただくべきだと考えますわ。 先日のお話しでは、ずいぶんと強力な使い魔をお持ちのご様子。 しかも人の形も採れて単独での行動も行えるとなると、実質二人を受け入れる 形になりますわ。 流石に定員は超えるでしょう。」 面倒見も良い様ですし、と締めくくる。 此処まで決め手を打つことの出来た物はおらず、事態は振り出しに戻った。 全員が次の一手を考えている所に、宮藤、リネットの両名が食堂へと戻ってくる。 リネット・宮藤「た、只今戻りました……///」 坂本「お、二人とも戻ったか……ん? どうした、二人とも顔を赤くして。」 リネット「な、何でもないですぅ……。///」 宮藤「いやー、ちょっと刺激の強い光景を目にしまして。///」 リネット「よ、芳佳ちゃんっ……。」 バルクホルン「刺激の強い……? ……僕少尉に何かあったのか?」 宮藤「その~、朝食は玉藻さんが食べさせてたんですけど。 食べさせ方が狐さん流のやり方だったんですよね。」 一同「狐さん流?」 皆一様に首をかしげる。 そんな中、使い魔に狐を持つ一名が理解の色を見せた。 エイラ「もしかして……口移しカ?」 リネット・宮藤「そーなんです……。」 宮藤「余にも自然にやってた物ですから一寸止める気にはならなかったんですけどね。 アハハハ……。」 リネット「僕君は一寸恥ずかしそうだったけど……。」 一同沈黙、思い浮かべてしまったのか皆一様に顔が紅く染まっていた。 そんな雰囲気に耐えかねたのか、ルッキーニが先の話題を二人にもふる。 ルッキーニ「ねぇねぇ芳佳ぁ、リーネェ。 いま僕を誰の部屋に入れるか話してたんだけどー。 二人は誰の部屋がいいとおもう?」 宮藤「え、またその話しなんだ……。 私達のトコがもっと広かったらよかったんだけどね。 玉藻さんも来るし。」 リネット「でも、あの雰囲気がいつもって言うのはちょっと……。」 一同「……。」 それから様々な意見が出されるも、結局決め手を打てた者は居らず、僕少尉の希望次第 という実に消極的な結論を持って論戦は幕を閉じた。 ~基地内・桟橋~ 丸一日の遅れで到着した日照丸から急ピッチで物資が降ろされていく。 かなりの量の荷物のため、基地内のウィッチ以外のほぼ全員が搬出と整理に駆り出されていた。 姿が見えないのは当番のレーダー員と通信兼管制員、後は衛兵ぐらいのものだろうか。 そんな中、扶桑海軍の仕官服を身に纏った長身の男を先頭に新任の兵と思われる男達が 整列していた。 男達の前にミーナと坂本と整備兵長が立ち、鋭い視線を巡らす。 新任者達はその視線に顔を強張らせている様子だが、仕官服の男は気にしていない様子だ。 男が気合の入った大声で号令を懸ける。 俺「気をーつけぃっ!!」 ザッ! 俺「敬礼っ!!」 一糸乱れぬ動作で敬礼を送る。 受け取ったミーナと坂本と整備兵長も返礼を送った。 ミーナ「どうぞ、楽にしてください。」 俺「直れ、休め!!」 全員が休めの体勢をとった事を確認してさらに声を張り上げた。 俺「本日、マルキュウサンマルより、俺特務少尉以下、通信兼管制員一名、電探員一名 飛行脚整備員三名、局地戦闘飛行脚・震電二式甲型及び乙型運用試験班員六名、 第501統合戦闘航空団ロマーニャ基地に着任いたします。」 ミーナ「野郎大尉が居られないようですが、どちらに?」 俺「野郎大尉は先日の暴挙、並びに薬物不法所持の現行犯により拘束、まもなく……。」 野郎「タスケテー」 俺「失礼、只今積み降ろし中です。」 三人が船の方に目を向けると、随分と手の込んだ縛り方(亀甲縛り)で身動きを封じられた 野郎がクレーンで船から降ろされる所だった。 三人「ブッ……。」 ミーナ「ププ……コホン、解りました。 マルキュウサンマル、俺特務少尉以下十一名の着任を認めます。 後、連合軍総本部議会扶桑代表、山本五十六中将閣下より、書類と運用試験副責任者 への封書が有ります。 確認願います。」 ミーナから俺に書類が渡される。 内容を確認しニヤリと俺が笑った。 そして、封書を開く。 封書を読み進めるうちに困惑の色に染まっていく俺の顔。 なにやらとんでもない内容だったご様子。 ミーナ「あのー、なにか御座いましたか?」 俺「あー、こちらも命令書だった様です。 内容は、野郎大尉が任務遂行に不適格と判断された場合。 使用可能な階級の最上位の物に固定し。 運用試験責任者代行、並びに第501統合戦闘航空団の指揮下にて試験航空歩兵の任を全うせよ。 との事です。 他にも細々と有りますが、それはまた後ほど……。」 ミーナ「はぁ……、そうですか。 それでは新任の皆さんは整備兵長に、俺特務少尉は私達に着いて来て下さい。」 新任者一同「了解!!」
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作品名:神咒神威神楽 使用者:天魔・奴奈比売(アンナ・シュヴェーゲリン) 神座万象シリーズに登場する能力。 太極のひとつ。随神相は巨大な触手を持つ異形。 影の海を作り出し、接触したものを停止させる。 またひとつの渇望から複数の歪みを作り出しておりそれらから派生した異能も使える。 そういえば魔道の師匠はあの人でしたね。 +詠唱 ものみな眠るさ夜中に水底を離るることぞうれしけれ水のおもてを頭もて 波立て遊ぶぞたのしけれ澄める大気をふるわせて 互に高く呼びかわし 緑なす濡れ髪うちふるい乾かし遊ぶぞたのしけれ――太極―― カムナガラ かりじかむい・むげんこくじょう 随神相――神咒神威・無間黒縄 +可能性の無限拡大 どこにも行かないで 置いていかないで 私はとても遅いから 駆け抜けるあなたに追いつけない ああ だから待って 一人にしないで あなたと並べる未来の形を 那由多の果てまで祈っているから それが限りなく無であろうとも 可能性だけは捨てたくないから +斬刃 私は地べたを這いずりまわる 空を見て 空だけを見て あの高みに届きたいと 恋焦がれて病んでいく 他の物は何もいらない あれが欲しい あれが欲しい ああ だけど悲しい 届かない だから祈ろう 私という存在の全てを賭けて あの星に届く手が欲しい +凶兆 皆私を残して逝ってしまう 誰も私を顧みない 寂しい 寂しい 私はいつも一人きりで 泣いて震えて沈んでいく 仲間が欲しい 手を取り合いたい 皆と一緒に あなたと一緒に 一人にしないで 忘れないで ねえ だから横並びになりましょう 私のところに降りてきて 私があなたを引きずり下ろす 愛するあなた みな残らず 私の愛に巻き込まれたまま泥に沈んで お願いだから 能力についての詳細影海 不動縛 歪みの源泉 随神相 使用者との関連性太極の基となった渇望 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 能力についての詳細 影海 深海を思わせる影海浮上させないという念で満たされた影海の異界。 蠢いていた影が牢全体を覆い尽くした更なる下層。そこはま さに、影で出来た海だった。 揺れる気泡に、深海の如き動き辛さ。浮力が身体を覆ってい ながら、絶対に浮かび上がらせぬという念が纏わりつく異質な 世界。 不動縛 影の海で対象を縛り上げ(締め付け)る圧力だけで山をも握り潰す金縛り。 拡散する影の海で対象を縛り上げるという強制停止。一種の不動金縛り だが、その圧は膨大なため、捕えたものは山でも握り潰してしまう。 捕らわれると精神的な破壊が行われる禍々しい女の声が脳裏に響いて精神を破壊する。 行かせない。行かせない。行かせない。私の傍にいて頂戴。 影に圧されながらも、接触すれば脳裏に響く禍々しき女の 声。 狂えるほど愛しい男に手を伸ばすような、過ぎ去った刹那を 悔やむかのような呼び声は、物理的な圧力よりも先に対象の精 神を破壊していく。 歪みの源泉 歪みの源泉として歪みの力を行使できる西側(神州)に渡った後に三百年かけて改変されたため、完全に再現できないものもある。 歪みとは、本来穢土の力である。ならば自分たちの能力も、 元を辿ればこちら側に発生源があるのが道理だ。それが奴奈比 売だというのだろうか。 奴奈比売「三百年かけて、そちらのノリに改変されているようだから完 璧な再現はできないけれど」 元々は奴奈比売の嫉妬と恋慕が西側の人々の主観によって改変されたもの屈折した感情であるため、受け取る人物によって全く別種の歪みとして受け取っている。かつて奴奈比売が旧世界で使っていた武器が多彩な特性を持つことも起因している(かもしれない)。 このように、奴奈比売の理に関わる想念はかなり屈折しているため、受 け取るものの主観によってまったく印象が変わってくる。神州西方に流 れ込んだ彼女の力の一端がそれぞれまったく別種のように変化してい るのもそのせいだろう。また、かつて彼女が使っていた武器が、多彩な 特性を持つ群体であったということも無関係ではないのかもしれない。 +可能性の無限拡大 可能性を具現化した触手での攻撃玖錠紫織が宿す歪みの基。 その触手ができた可能性のある攻撃を具現化する。一度に複数回かつ無制限に攻撃が可能。 その歌と同時に、奴奈比売の触手の中でも一際でかいのが俺 たちをなぎ払った。 この一撃が奴奈比売の必殺なのかと——全速で躱した、次の 瞬間。 俺たちの身体が、別方向から同一の触手によって弾かれる。 (中略) 二本の触手に連携を食らったとかそんなチャチい仕掛けじゃ なく、二撃目は間違いなく直前までこの世の何処にも存在して いなかった。 +斬刃 想像を絶する速さで飛翔する斬撃鎌鼬となって船十隻を両断可能な規模。 祈りを終えた瞬間、さっきとはまた異なる別の現象が発生し た。 俺たちの頭上を凄まじい突風が走り抜け、見当違いの方向へ と想像を絶する速度で飛翔する。 俺たちをすっぽ抜けた烈風の鎌鼬。それはそのまま海面を走 り、 後方に控えていた船団の一部をまとめてばっさり切断してい く。 横薙ぎに真っ二つ。……およそ数十隻の船が、一瞬で海の藻屑 と消えやがった。 +凶兆 神域の災害を引き起こす凶月一族が宿す歪み。 作中では海上であったため海鳴りを起こし、山脈を覆うほどの津波を起こした。 刹那、あらんばかりの海鳴りが響き出す。それは凶兆の具 現、凶月一族の持つ歪みが神威の領域となって発動する。 白波が刃となり、山脈を覆うほどの壁となって凶災の津波が 東征軍の船団を取り囲むように発生した。 随神相 巨大な触手を持つ異形触手を使って津波を引き起こし、船を破壊する。 それは有り体に言えば触手、と形容するのが正解だがいかん せん大きさが桁外れて巨大だった。水底に棲むという王、船団 さえ締め上げる異形の像が波を掻き分けて直進している。 大の男が数十人がかりで手をつないでも抱えきれるものでは ない大きさ。そんなものが、高速で海の中を進んでいるのだ。 如何なる膂力を持つのか、触手がうねるたびに、さざ波程度 だった海の波が猛り立ち、泡立ちながら津波へと変じていく。 能力の発動時に触手が影化する薄く広がり東外流(津軽海峡)を覆い尽くす。 総ての触手が帯のように薄く広がり、影の陰気となって滲み 出る。東外流の海、その全域すら覆うべく彼女の真を顕わにし た。 使用者との関連性 太極の基となった渇望 横並びになるように足を引きたい追いつけないものを停止させる理が発現した。 彼女がこうした能力を持つに至った背景は複雑で、まず第一に劣等感。 自分より前に行く者の足を止めたい。邪魔をして引き摺り下したいと いうあまり褒められたものではない思いがあるのだが、同時にそれは、彼 女にとって眩しいものである夜刀の傍にいたいという恋心の表れでもあ る。 元ネタ 黒縄地獄 八大地獄ののひとつ。第二の地獄。 罪人は熱して焼けた縄で身体に墨縄した後に、熱した鉄斧もしくは鋸で縄の跡に沿って身体を削る、 鉄山を背負わされて鉄の縄の上を渡り、縄から落ちて砕けるか鉄の鼎に突き落とされて煮られる。 といった縄を使った罰がある。 関連項目 太極 無間黒縄地獄の能力位階。 拷問城の食人影 無間黒縄地獄の元のとなっている前作の能力。 陀羅尼摩利支天 無間黒縄地獄の歪みから派生した能力。 禍津日神禁厭 無間黒縄地獄の歪みから派生した能力。 関連タグ 可能性具現化 多能力 影 拘束 斬撃 概念化 神咒神威神楽 神座万象シリーズ 能力 触手 運気操作 リンク Wikipedia 八大地獄#黒縄地獄
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無改造・マ縛り・ノーコン ルール 武器は無改造の「マシンピストル」「マグナム(キラー7不可)」「マインスロアー」のみ使用可能です。 ゲームオーバー(ミッション失敗)になったら最初からやり直しです。 ※五十音順 計1人 名前 ハード Take数 日付 備考 かなかな Wii版 Take1 (12/07/13) 最終更新日(14/06/19) 表記ミスがございましたらコメントフォームへお願いいたします。 掲載されていない達成記録の情報をお持ちの方は、【達成記録情報提供掲示板】へお知らせ下さい。 ご意見・ご要望・ご質問は、【ご意見・ご要望・ご質問掲示板】へお願いいたします。 名前 コメント
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前ページ次ページPersona 0 Persona 0 第五話 まっすぐにギーシュに向かって杖を突きつけルイズはそう宣言する。 ギーシュはもはや瀕死、だがルイズにはもうペルソナの魔法を使うだけの精神力は残されていなかった。 使えるのは系統魔法、いや系統魔法ですらない失敗魔法だけ。 対して、盾のなかでギーシュは苦しそうに喘いでいるがそれを構える戦乙女は未だ健在。 その青銅の剣の一撃はペルソナでガード出来ない今の状態では当たり所によっては十分致命傷に成り得る。 敵に対峙した状態でルイズはふと考える。 なぜこんなに傷だらけになり、友人と己の命を天秤に掛けてまでこんな場所で決闘まがいのことをしているのか? 心の奥を探ってみれば答えはすぐに見つかった。 「助けられるの私たちしかいないじゃない」 ただの女たらしのクラスメートだが、なにも死ぬことはないと思った。 ふと心によぎるのは次から次へと動物たちを助ける二番目の姉の姿。 傷ついて動けなくなった雲雀を抱き上げながら、カトレアはこう言ったのだ。 『この子を助けてあげられるのは私だけだもの、だったらその状態で助けてあげないのは私がこの子を殺すのと変わらないわ』 助けられるのに助けないのは自分が殺すのと変わらない。 今、ギーシュを止めずにギーシュが死んだらきっと自分はずっと後悔する。 だからそれが理由。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが貴族としての誇りを賭けるに足る戦場。 だが同時にルイズは思う、もししくじれば死ぬのは自分だけでは済まない。自分の足元で横たわっているキュルケまで道連れにすることになる。 決闘と言ったのはその為の保険である、腐ってもギーシュも貴族だ。いくらおかしくなっていようとただの決闘ならばキュルケ無抵抗な相手にまで手を出しはしないだろう。 そう信じた、いや信じたかったかのしれない。 いくら心の底の闇を曝け出したとて、貴族であるならば貴族としての最低限の矜持は持ち合わせているはずだと言うことを。 「――行くわよ!」 「はは、はははは、ははははは!」 ルイズは黙し、ただまっすぐ杖を構える。 ギーシュは笑い、平面のなかで杖を構える。 だがそんな二人のことなど知ったことではないと言うように、戦乙女は右手の剣を腰だめに構えた。 その剣身を盾で覆い隠すのはおそらくリーチの長さを見せないため。 互いに一撃で勝利が決する状態では、いかに相手より先に攻撃を当てるかが要となる。 ならばこそ『錬金』で剣身の長さを作り変えると言うのは恐ろしく有効な手であろうとルイズには思えた、長くすれば避けたつもりでも胴を抜かれ、短くすれば予想もしない速さで首を飛ばされるであろう。 だがルイズには恐れはない、しかし体が震えるのはこれが世に言う武者震いと言うものなのだろうか? ルイズは息を一度だけ短く吐き出し、覚悟を決めた。 盾のなかで悶えるギーシュに向かってまっすぐに駆け出していく。 僅かに遅れて戦乙女も足を踏み出す、青銅のスカートを舞いあげ、重心を落とし、バイザー状になった仮面の下からルイズにを睨み据えの突進。 身を低くし初撃の疾さにかける様はまるで獲物を狙うマンティコアのようである。 相対する両者はともに守りをすて攻撃のみにそのすべて賭す、かつてトリステインの貴族たちがその杖を互いの血で染めたが如く。 だが巨大な青銅の乙女とただの少女ではリーチが全く違う。 先にその一撃を振り抜いたのは戦乙女のほうであった――絶対当たるし絶対死ぬ……そう思えるような致命的な一撃。 「甘いわっ!」 だがルイズはそれを読んでいた。 自分程度では絶対に防げない攻撃が来る事などルイズには分かって当たり前だ。 ならばその一撃で自分が死ななければそれでいい。 「ペルソナ!」 現れるのは限界まで力を酷使した林檎の乙女。 目の前に呼び出したイドゥンを足場にしてルイズは駆け上がる、何度も繰り返したシャドウたちとの戦闘が眠っていたルイズの才覚を目覚めさせたのか。枝の上をひた走る彼女の姿はトリステインの伝説に名を残す烈風のようだ。 ルイズの狙いに気づいたギーシュは戦乙女に剣の軌道を変えさせようとしたが、結局それは叶わなかった。 剣が貫いたのは最後の精神力を使い切って消えてゆくペルソナの残像だけ。 それでも己の分身を切り裂かれたルイズの体には切り裂かれた場所と同じ場所に激痛が走り、体を真っ二つにされたと言う幻の感覚に心が折れそうになる。 だがルイズはそれに耐えた。 一人ではおそらく耐えきれずに気を失っていたに違いない、だがその杖が握っているのは自分だけの命ではないと言う事実が最後の一線を踏みとどまらせる。 ルイズは剣を振るった体勢のままの戦乙女の胸元へと身を踊らせる。 唱えた魔法は『フレイムボール』 キュルケが好んで使う“火”の属性の魔法、何度使っても全くコントロールが効かずいつも癇癪を起してしまうこの魔法もこの距離でなら絶対に外さない。 「ま、参った、降参……」 ギーシュの言葉を皆まで聞かずルイズは盾を爆砕した。 おかしいな? 私は決闘に勝ったはずなのに、ギーシュを助けて今頃キュルケと一緒に帰り支度をしているはずなのに。 どうして私の体に剣が突き刺さっているんだろう? ルイズは呆然と自分の体を貫く青銅の剣を見た、足元に散らばる砕けた盾の欠片を見た、そして最後に爆発で砕けた戦乙女の仮面を見た。 いくつも罅が入った仮面が砕けて割れる。 その下から現れたのはギーシュの顔。 ひたすら無表情で無慈悲な顔をしたギーシュが、無感動にこちらを見てきている。 ルイズは知らない。 この戦乙女こそギーシュがおどけた表層の下に眠らせていた、自分自身ですら知り得なかった苛烈さと勇敢さと冷酷さの象徴。 故に“もし”があり得たならば、ギーシュは己より遥かに強大な相手に臆しながらも全力で立ち向かっていただろう。 だがそんな機会は訪れなかった、だからこそギーシュのその心の一部は仮面の下で眠り続けていたのだ。 ペルソナとは自分、神のような悪魔のような、或いは死神のような、心の奥に眠る自分自身の一面に他ならない。 自身の影よりもなお深い、無意識の海に近い場所に存在するソレを呼び覚ましたのはやはり…… 「げほっ」 口の端から血が零れ、視界がゆっくりと暗くなっていく。 悔しくて悔しくて堪らなくて、目の端から涙が零れた。 自分は死ぬのだ。 この場所で誰も救えず、ただ無意味に死んで行くのだ。 「い、や…………」 いくつもの顔が脳裏に満ち、そして消えていく。 お父さま、お母さま、ちぃ姉さま、エレオノール姉さま。 「死にたく、ない……」 、アンリエッタ姫さま、キュルケ……そして、そして………… 「……けて」 血と共に吐き出されたその言葉は命乞いではなかった。 「たすけて」 始祖ブリミルに対する祈りの言葉でもなかった。 霧のようにぼんやりとした記憶の向こう側、その向こう側に向かって呼びかける声だった。 アイツは、アイツは…… 「サイト! 助けて!」 ――ガギンッ! 鉄が何か固いものを打ち抜くような音が響く。 あり得ない記憶、繋がってはいけない線が繋がり、そして霧の向こう側から彼は現われた。 彼は右手に持った銃の弾倉に一発だけ弾を込めると、その弾倉を手で叩き勢い良く回転させる。 たった一発の銃弾、それがどこに入っているか分からないようにしてから彼は自らの頭に銃口を突きつけ引き金を…… 「ペルソナァァァァァァァァ!」 ――引いた。 ぼんやりとした意識の向こう側でルイズは見る。 誰かが誰かと闘っている。 剣と剣が打ち合う音、巨大な犬の吠え声と、一撃でその胴を真っ二つにされ倒れ伏す戦乙女。 そして自分の体を癒す暖かな感触。 彼が誰なのか自分は知らない、だが自分は知っているような気がする。 果たしてそれが誰だったのか、確かめようとしたが急速に眠りに向かって落ちていく意識ではそれは叶わない。 届かない心を胸に、ルイズは気を失った。 彼は包帯を巻いた手で桃色の髪を掻きあげる。 その下にある穏やかな寝顔を見て、彼はふっとその張りつめた顔を緩めた。 だがそれも一瞬のこと、次の瞬間には彼の顔は悲しみと寂しさを覗かせる色へと曇り、そしてすぐに張りつめたものへと変わる。 敵意と憎悪、彼に似つかわしくないその感情をぶつける相手は彼のすぐ隣にいた。 ――ズゥゥゥゥゥ、イイィィィズゥゥゥゥ! 小さな小さな窓。 まるで鉄格子の向こうから一人だけ死刑を免れた仲間を見るように、黒い怪物はその黄金の瞳を覗かせていた。 眼ひとつですら窮屈だと言うのになんとかこちら側に入ろうとしているのか、指を突っ込んで無理やり枠を広げようとしているらしいがしかしそれも無駄な努力だ。 世界を繋ぐ枠は小さく、彼ですら通り抜けられるかどうかと言ったところなのに怪物が通れるはずがない。 それでも執拗に指を突っ込もうとする怪物の姿は、届かぬ月と言う宝石に手を伸ばす赤ん坊みたいでどこか物悲しい。 「やっぱ“あそこ”からしか出入りできねぇみてぇだな」 そう言うと彼は戦乙女が手に持っていた剣を拾い上げ、 ――オオオオオオオオオオオオオオオォォォ!? 黄金の瞳に向かって、力の限り突き立てた。 「ふわぁぁ、あ、あれ……?」 目を覚ますと見知らぬ場所にいた、咲き乱れる薔薇、薔薇、薔薇、うん、素晴らしい場所だけどこんな場所近場にあったっけ? そうして周囲を見れば横で安らかな寝息を立てるルイズとキュルケ。 「あれ、あれれ……」 一体全体どうしたのか? ともう一度周りを見て血の気が引いた。 「きっ、君は……」 そこには亀甲縛りをした姿のもう一人自分が、静かにこちらに視線を送っていた。 そうしてギーシュは思い出す。 もう一人の自分を否定してルイズと決闘になったこと。 その最中急に視界が切り替わり、ふつふつと燃えるのような激情に囚われルイズと串刺しにしてしまったこと。 後悔する間もなく、突如として現われた青い服装の誰かによって滅多打ちにされたこと。 ショックだった。 薔薇を自称する自分が女の子を傷つけたことも、見知らぬ誰かどころか“ゼロ”のルイズにさえ負けるほど自分が弱いことも、そして同時に影が言っていたことに納得できる自分がいると言うことも。 「確かに、そうかもしれないな……」 自嘲するようにギーシュは言った。 「僕は、逃げていたのかもしれない」 そう言ってギーシュは一歩もう一人の自分へと近づいた。 「答えを先延ばしにして、決定的な答えが返ってくるのを恐れていたのかもしれない」 もう一人のギーシュはどこか卑屈な笑みで微笑みかけたが、どこかそれは演技臭くギーシュには思えた。 ――モンモランシーやケティの前で、僕もこんな貌をしていたんだろうか? そう思うとどこかおかしく、ギーシュは笑った。 「それは結局最後は女の子を悲しませるってことになるって、わかっていた筈なのに……」 見ないふりをしていた心の奥底を突き出され、苦笑しながらギーシュは受け入れた。 「残念だけど図星だね、君は僕、僕は君だよ」 その言葉にもう一人のギーシュは頷き、その姿が変わる。 右手に構えた輝く剣と、薔薇の文様で装飾された滑らかな白の甲冑、兜はバイザー状になっておりその表情は分からない、だが何より特徴的なのはその飽いた左手に白い翼を生やした女性を抱きかかえていることだろう。 >自分自身と向き合える強い心が、“力”へと変わる… >ギーシュはもう一人の自分。 >困難に立ち向かうための人格の鎧、ペルソナ“シグルズ”を手に入れた。 「ぐっ」 猛烈な疲労感にギーシュは膝をついた、だがこのまま眠ってしまう訳にもいかない。 すぐ傍には意識を失って安らかな寝顔を見せる女性が二人もいるのだから。 「まったくこんだけ辛くても格好を付けたいだなんて、全く損な性分だな」 そうしてギーシュは残された力でワルキューレを作り出す、普段からすれば作りも荒く造形もいい加減だが今の状態なら会心の出来だろう。 そのワルキューレにキュルケを担がせると、ギーシュはルイズを御姫様だっこして歩きだす。 「けどそんなところも僕なんだけどね」 よたよたと右に左にとふらつく足取りで歩きながら、ギーシュは一人苦笑した。 前ページ次ページPersona 0
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概要 今回の主催は九九の人です。 トーナメント式で討伐をし合って一番を決めます。 今回の日程は3/28(金)20 00から。 参加したい人はコメントに名前を必ず書いてね。 紛らわしくならないように参加の場合文の最後に「参加○人目」と書いてください。 また、その番号を左詰めにした物がトーナメント表になります。トーナメント表は脳内で補完して下さい。 参加費は0。賞金は5000万。下野金は自己負担。 参加締め切りは当日の11 00です。 ルール 対戦前にお互いにアビリティを1つずつ選ぶ。ただし最低位のもの、錬金系、学習、探索系、テレポートは選択不可。 その2つのアビリティはその試合中は禁止。 装備に禁止されたアビリティがついていたらその試合中は別の装備をすること。予備の装備が無いと不戦敗。 試合間隔は15分(2分以上の誤差は不戦敗)。討伐可能な方が討伐を仕掛ける。討伐される側が全快で有利な分、街は仕掛ける側の指定で。 このルールは暫定で、26日中にまとめる予定。意見があればそれまでにどうぞ ハンディキャップ 10万戦~19万9999戦はメインアビリティを錬金か学習か探索かテレポートに設定。 20万戦~はメインアビリティを錬金か学習か探索かテレポートに設定、職業アビリティは可能なら錬金か学習か探索かテレポート、不可なら最低位のものに設定。 10万戦以上で錬金、学習、探索、テレポートを1つも習得していない場合参加不可 違反について ばれなければしてもいいが、ばれたら対戦相手に3億支払う。 参加登録用 なんかわからんが参加するよ 参加1人目 予備の武器集めねーと -- ゼロ (2008-03-26 13 25 02) 俺も参加しよう 参加2人目 -- 天武 (2008-03-28 10 57 26) 名前 コメント 質問、意見など アビリティなしってできなくないか?あと能力値の問題で必ずしも番号の若い奴が討伐できるとは限らないんだが -- 名無しさん (2008-03-26 08 20 54) 修正します -- 名無しさん (2008-03-26 08 31 30) 相手がシャープスを指定したらMパワはおkなのか?あと最低位にはライフドレインとかも含まれるのか知りたい -- 名無しさん (2008-03-26 11 56 45) 縛るのは指定した物のみ。最低位は、3段階以上ある系統のなかで最も効果の薄いもの。パソ壊れたので修復が遅れたら延期になるかも。 -- 名無しさん (2008-03-26 21 50 17) 八時とか飯時じゃね?六時くらい -- 名無しさん (2008-03-27 14 31 27) 途中でエンター押してもうた\(^o^)/ 六時くらいにしようぜ! -- 名無しさん (2008-03-27 14 32 05) すいません。ずらすと他の人の飯時と被るかもしれないので、それは出来ないです。PC -- 名無しさん (2008-03-28 00 22 15) ミスった。続き。直りそうにないのて1000万で進行代理してくれる人(1人)がいれば予定通り、いなければ延期です。また、延期になっても登録期限は変更しません。 -- 名無しさん (2008-03-28 00 30 44) 延期なら参加できるかも知れんが、いまのままなら無理だな -- 名無しさん (2008-03-28 01 52 03) PC直ったので予定通り行います -- 名無しさん (2008-03-28 14 11 11) わっふる -- まろゆき先生 (2008-04-02 23 31 32) 名前 コメント